Harmonic Mnemonic

昨日の自分から今日を学ぶために

四川に行った(第三話)

7iva.hatenablog.com

これの続きです.

地獄のバス移動を経て,世界遺産である九寨溝へ辿り着いた我々.美しい大自然に圧倒され,覚めぬ余韻を感じながら多くの事を語らいました.

4日目 ~別れ、そして再会~

往路があれば,復路もあります.

帰り道で群れを成して動く何かが.一体何だ?

野生の犬とかはわかるんですが,野生の馬ですか,初めて見ました.

すごいですよね.飼い主とかいないのに,ちゃんと統率があるんです.みんなで一斉に道路を渡るし,車が来ないタイミングを見計らって移動したりします.こういうのが見れる所もこの国っぽくて面白いですね.

何度目であっても,長時間のバス移動はやっぱり辛いものです.辛さを乗り越えなんとか成都に帰ってきた我々.

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今夜は寝台列車に乗り,そのまま西安へと向かいます.

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さようなら成都!さようなら四川!楽しかったぞ!

 

 

 

 

 

 

しかし,ここで問題が発生するのです.

やってしまったんですよね.注文する時に日程を間違えて買ってしまったのです...もうこんな時間なので新たに今夜のチケットなんて買えません.

実はこの時,我々のメンバー5人中,3人は入場ゲートで弾かれてしまったのですが,残りの2人はなんと通れてしまったのです.彼らはなんとか底辺の人間を装い,寝台列車に乗り,悠々と西安へ向かってしまったようです.我々は一体どうすれば良いのか...チケットもない.宿泊先もない...

 

 

 

さすがに野宿は嫌なので宿泊先を探す我々.しかし駅の近くの安い宿は,外国人が泊まれない所が実は多いのです.途方に暮れる我々.成都の街を彷徨う我々.絶望です.

 

 

 

彷徨うこと1時間.初日に泊まった彼らの家に連絡することを思いつきます.

7iva.hatenablog.com

で利用した宿泊先に連絡し,なんとか泊まれることに.良かった~.

急遽泊まることを許してくれた家主の方々には感謝です.図らずもがな,このような形で再会することになるとは...

 

 

無事宿泊した我々は,明日のチケットを購入し,四川での追加の1日を楽しむことにします.先に行ってしまった仲間たちは今頃どうしているのだろうかと思いを馳せながら,その日の夜は眠るのでした.

 

つづく

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