Harmonic Mnemonic

昨日の自分から今日を学ぶために

初音ミクコンサート&展示会@北京に行ってきました

 

クリプトン|初音ミクが中国大陸に再上陸!初の中国ツアー、 「HATSUNE MIKU EXPO 2016 China Tour」開催決定!

 

12/3,4 に上海で,12/10,11 に北京で初音ミクのコンサート及び展示会がありました.いい機会だと思い参加しました.

 

 

 

VIP席,とても高いです.しかしそれ相応にいい席であることを信じて会場へと向かいます.

 

なんだか西洋チックな建物です.

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所々赤い国旗があったり,星があったりするところが中国っぽいです.

 

まずは展示会及びグッズ売り場へ向かいます.

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いいですね,音楽や絵などの文化というものは,言語を超えて伝わるものです.

 

 

 

買うだけ買ったのでコンサート会場へと向かいます.

 

 

コンサート中の会場はとても緑色でした.

初音ミクのコンサートという名目ですが,実際には鏡音リン・レン巡音ルカMegpoidKAITO など,ボーカロイドオールスターズという感じでした.

 

 

中華圏での公演ではほぼ必ずいーあるふぁんくらぶは流れるのですが,それ以外にも私の知らない中国語の歌が歌われたり,中国語で会場に話しかけたりと,ミクさんも楽しそうでした.

ミク「今天你们开心吗~?(今日はみんな楽しんでる~?)」

会場「噢噢噢噢噢噢!!!!(おおおおおおおおおお!!)」

 

 

 

 

 

 

...

四川に行った(第三話)

7iva.hatenablog.com

これの続きです.

地獄のバス移動を経て,世界遺産である九寨溝へ辿り着いた我々.美しい大自然に圧倒され,覚めぬ余韻を感じながら多くの事を語らいました.

4日目 ~別れ、そして再会~

往路があれば,復路もあります.

帰り道で群れを成して動く何かが.一体何だ?

野生の犬とかはわかるんですが,野生の馬ですか,初めて見ました.

すごいですよね.飼い主とかいないのに,ちゃんと統率があるんです.みんなで一斉に道路を渡るし,車が来ないタイミングを見計らって移動したりします.こういうのが見れる所もこの国っぽくて面白いですね.

何度目であっても,長時間のバス移動はやっぱり辛いものです.辛さを乗り越えなんとか成都に帰ってきた我々.

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今夜は寝台列車に乗り,そのまま西安へと向かいます.

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さようなら成都!さようなら四川!楽しかったぞ!

 

 

 

 

 

 

しかし,ここで問題が発生するのです.

やってしまったんですよね.注文する時に日程を間違えて買ってしまったのです...もうこんな時間なので新たに今夜のチケットなんて買えません.

実はこの時,我々のメンバー5人中,3人は入場ゲートで弾かれてしまったのですが,残りの2人はなんと通れてしまったのです.彼らはなんとか底辺の人間を装い,寝台列車に乗り,悠々と西安へ向かってしまったようです.我々は一体どうすれば良いのか...チケットもない.宿泊先もない...

 

 

 

さすがに野宿は嫌なので宿泊先を探す我々.しかし駅の近くの安い宿は,外国人が泊まれない所が実は多いのです.途方に暮れる我々.成都の街を彷徨う我々.絶望です.

 

 

 

彷徨うこと1時間.初日に泊まった彼らの家に連絡することを思いつきます.

7iva.hatenablog.com

で利用した宿泊先に連絡し,なんとか泊まれることに.良かった~.

急遽泊まることを許してくれた家主の方々には感謝です.図らずもがな,このような形で再会することになるとは...

 

 

無事宿泊した我々は,明日のチケットを購入し,四川での追加の1日を楽しむことにします.先に行ってしまった仲間たちは今頃どうしているのだろうかと思いを馳せながら,その日の夜は眠るのでした.

 

つづく

四川に行った(第二話)

7iva.hatenablog.com

これの続きです.

無事四川に到着し,1日目から四川を存分に満喫した我々.2日目にはもう宿泊先を飛び出し,世界自然遺産にも登録されている,九寨溝へと向かいます.

九寨溝 - Wikipedia

 

2日目 ~地獄のバス移動~

九寨溝までは飛行機で行くこともできるのですが,今回はバスで向かいます.バスで向かうとなると,約半日を消費します.覚悟はしていたのですが,実際に体験すると結構キツいです.

山道なので移り変わる景色を楽しめるのは良いのですが,運転がその分荒れます.運転手はヤクザみたいな人たちで,ガンガンスピードを出してくれるのは良いのですが,対向車線に突入することも厭わない様子で,何度も命の危機を感じました.

そうこうしているうちに目的地に近づきます.

 

ついに到着

山の中を走り続けていくと,繁華街のようなエリアにたどり着きました.

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わかってて選びましたが,現地民族らしさがでていて,なかなか風情ある宿泊先です.このような小さな布を使った旗はタルチョと言います.チベット地方の風習です.

タルチョー - Wikipedia

しかし寒い!山の上なので寒いです!バスでの長旅による疲れも溜まっていた私たちは,崩れるように眠りにつきました.

 

3日目 ~秘境~

無事朝早く目覚めた我々は,ついに九寨溝へと向かいます.入場人数制限があるので,早く行かないと入ることが出来なくなってしまうのです.

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って人が多すぎる.

この写真だとわかりにくいのですが,溢れんばかりの人,人,人.中国は人が多すぎる.人が多すぎて様々な警察集合です.

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観光地に特警が来るってどういうこと笑.ちなみにもう1つ前の画像で,かっこいい緑色の帽子を被っている方々は武装警察です.軍人です.逆らわないようにしましょう.

場所が場所なので,チベット語での表記もされます.

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アラビア語に負けず劣らず書きにくそうな文字...

 

なんとかチケットは買えたのですが,我々が買った時にはもうあと残り50枚かそこらというところでした.本当にギリギリです.なんとか買えて,安心しました.入れなかったらなんのためにバスに13時間も乗ってきたのかわからないですからね...

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入場制限される前になんとか乗り込んだ我々.

いや,すごいです.モンスターハンターの世界が広がっているみたいです.大自然ですよ大自然.九寨溝,中は自然公園のようになっています.とても広いのでバスで移動します.

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あと池とかも青いんです.

青いんです.

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すごいです.入れて良かったー.

 

しかしのんびりしすぎていた我々は,最もきれいな池があるエリアへ行くバスを逃してしまいました.

すると,同じようにバスを逃した人たちが集まってきて,バスの運転手たちに何か言い始めました.よく聞いてみると,「日本人の観光客(私達のこと)もわざわざ来てるんだぞ!折角だからバスだしてあげなきゃダメだろ!」って言ってるんですね.

いやいや,人のことを勝手に利用して説得するのやめろよ笑

しかし,そういった行動のおかげもあってか,最も美しいエリアへ行くバスを召喚することに成功します.

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すごいです.

青というか藍というか.水ってこんな綺麗な色が出せるんですね.よかったです.我々のことを利用して交渉してくれた彼らには感謝です.

移動中のバスの中で彼らが喋っている言葉を聞くと,どうも中国語じゃない言語がたくさん聞こえて来るんですね.日本のことをジャポーンとかジャポーイとか言ってます.

少数民族の方々だったのかもしれません.色んな民族の人々を乗せたバスは賑やかでとても楽しかったです.運転手の人も気さくで優しかったです.

 

 

九寨溝,綺麗で良い所だったので,興味のある人はぜひ訪れて見てください.

バスで行くなら覚悟してください.

 

 

つづく

 

四川に行った(第一話)

四川に行った

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じゃなくてですね[1]

中国は四川省に行きました.これは四川省成都の空港から宿泊先へ向かうタクシーに乗ってる時に撮影したものです.

10月1日は国慶節といって,中国の建国記念日にあたります.日本のゴールデンウィークのように約1週間の休日になるので,この連休を生かして旅行しました.

1日目 ~火鍋との戦い~

空港という場所はいつも私をワクワクさせてくれます.ただコーヒーを買って飲むだけでもいつもより3倍くらい美味しく感じてしまうのはなぜでしょうか.まずは飛行機に乗って北京首都国際空港から四川省成都へ向かいます.

しかしここでトラブル発生!航空会社が定員よりも多くの発券してしまったとのことで,友人達はロビーで待たされることになってしまいました.離陸30分前,ロビーで待たされた友人達を残し,1人飛行機に乗り込む私...

ここでお別れかと思いましたが,航空会社もメンツを保つために奮闘.なんとか座席を捌くことに成功し,友人たちも無事同じ便に乗れたようです.結果的には何事もなく済みましたが,危うく初日から計画が頓挫しかけることに...チャイナクオリティは恐ろしい

成都に着いた後は1つ目の宿泊先へと向かいます.

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Airbnbで予約した宿に泊まります.Airbnbは,安い料金で泊まれることももちろん魅力の1つですが,現地でより現地らしく生活できるという所や,同じように旅行している人たちと出会えることなどに私は魅力に感じています.シャワーとベッド,あとはインターネットさえあればそれでいいと思っている人間なので.

大きな荷物を置き,身支度を整えたら,現地に住んでいる友人と合流するため,近くの大きな公園へ向かいます.

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歴史上有名な詩人の像などがたくさんありました

画像だとわかりにくいのですが,このおじさんたち,すごいです.100mくらいあるヒモを巧みに操り,凧を揚げているんです.それも1人で幾つも.見惚れている間に現地の友人と合流します.夕食は火鍋を食べに行くことに決まりました.

火鍋 - Wikipedia

中華圏の国ならばどこでも火鍋は食べられるのですが,その中でも四川の火鍋は特別に辛いです.火鍋に限らず,四川省で物を食べる際には辛さは最も低いレベルのものをオーダーすることをオススメします.

ついたお店の外観はこんな感じ

二胡 - Wikipedia

人気店らしく,入店まで約2時間ほど待つことになりましたが,外にある待合席は非常に広く,おつまみや飲み物が無料でたくさん出てくるので,待つことは全く苦になりません.加えて,お店の2階のバルコニーのような所で様々な見世物が行われるのが,非常に興味深いです.

調べたところ,太極茶道という芸能のようですね.本当にかわいかったです.他にも色々なシーンがあったのですが,撮影していないためにお見せ出来ないのが悔やまれます.二胡の演奏や太極茶道だけでなく,他にも多くのよくわからない芸能が披露されました.

これらの演目だけでも十分に四川を楽しんでしまったのですが,順番が来たのでお店に入ります.

火鍋はこういったように2つのエリアに分かれていることが多く,片方が辛いエリア,もう片方がそうでもないエリアになります(適当).左側の鍋の赤いもの,何かわかりますか?ええ,全部唐辛子です...だしのために昆布入れる感覚で唐辛子入れちゃってるよこれ...

ちょっと,拷問か何かかなと思いました.しかし,辛さを和らげてくれるようなたれを用意する火鍋の食べ方に気付き,お肉や野菜などたくさん頂きました.ごちそうさまです.一面ガーリックまみれになった焼き牡蠣などもあり,粗い料理だなとおもいましたが,どれも味はよかったです.辛いものは前から好きだったんですが,この一件でまたより辛いものの許容レベルが上がってしまった気がします.

火鍋を食したら友人達と別れ,宿に帰ります.初日からだいぶ四川を満喫してしまいました.2日目は朝早くから出発し,世界遺産である九寨溝へと向かいます.

 

つづく

 

後日談

辛いもの中毒になりました

 

 

[1] 東京工業大学大岡山キャンパス前にある,学生内で非常に有名な飲食店.お昼に売られる500円の弁当は毎日完売する.700円食べ放題や大盛り料理を提供するところ,料理は中華本場の味付けであること(実体験及び日本住在の中国人の証言による)などが好評で,一定の学生を信者とたらしめている.

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