四川に行った(第四話)
これの続きです.
間違った汽車のチケットを購入してしまい,先に西安に向かうグループと四川省に追加で1日滞在するグループに別れてしまった我々.後者である私は,現地で仲良くなった人の家に宿泊させてもらうことでなんとか4日目の夜を乗り越えることができました.
チャイナドレスさんと食事 pic.twitter.com/azlyPCFbSy
— いーば (@_7iva) 2016年10月5日
5日目 ~四川~
1日滞在することになってしまったので,どうせなら四川省を満喫しようと気持ちを切り替えた我々.美味しい四川料理を食べてパンダを見ようではありませんか.
>美味しい四川料理<
人気店だけあって,納得の美味しさです。10年モノの紹興酒と一緒にいただきました。最高です。
ここは麻婆豆腐発祥のお店と言われているところです。日本にも支店(?)があるようですね。日本に帰ったら行って食べ比べしてみようと思います。
ここです。
本場麻婆豆腐,その他四川料理を食べ,紹興酒を飲み気持ちよくなった我々,もう怖いものはありません。パンダを見に行きましょう!
国宝の私は騒ぎが嫌いですよ #いーば放浪記 pic.twitter.com/DxPliFPrYO
— いーば (@_7iva) 2016年10月5日
名訳.
>パンダ<
パンダの赤ちゃん! pic.twitter.com/RAkHKW3FIa
— いーば (@_7iva) 2016年10月6日
— いーば (@_7iva) 2016年10月6日
— いーば (@_7iva) 2016年10月6日
その辺にたくさんパンダがいます。
おっさんか??
パンダは木を登る。
野性的だった(こなみかん)
だいぶ満足です。悔いはないです。寧ろ汽車を乗り過ごして良かった??
そしてその夜は昨日に正しくかったチケットを使い,汽車に乗ります。向かうは西安!
汽車硬座で移動なう 限界感 pic.twitter.com/ZhfwoeuQei
— いーば (@_7iva) 2016年10月5日
こいついつも限界迎えてんな.しかし,見て分かる通り,8時間やら9時間の移動なのに,硬い座席に坐ったまま移動というのは明らかにつらいです.我々は交代しながら,3人分の座席を利用して眠りました.
強く生きる
— いーば (@_7iva) 2016年10月5日
6日目 ~再会,そして帰還~
夜通し汽車に乗り,西安に辿り着いた我々。兵馬俑で逸れてしまった友人たちと合流をします。
兵馬俑博物館の中にはこういったお墓(?)だけでなく,他の展示物もあったので,歴史好きな方はぜひ訪れてみてください。
しかし我々はこの長く辛い戦いだった旅に疲れ果てていたため,そうそうに退散します。そろそろ帰りたいわけです。西安から北京までは新幹線(高鉄)に乗って帰ります。
長い長い(移動時間が)旅も、ここでまたひとつフィナーレを迎えるというわけです。 #いーば放浪記 pic.twitter.com/zQG4O9xs46
— いーば (@_7iva) 2016年10月6日
帰還。もう1ヶ月くらい旅行していたような気がする。当分遠出はしたくないかな。。。
しかし都市部だけでなく地方の中国の様子も知れたのが面白かったですね。たくさんのトラブルに巻き込まれた分,その都度たくさんの出会いがあり,その都度自分が人間として強くなれました。中でもトイレとかそういった衛生面とかは特にですね,絶対に強くなると思います。
「世界中にいる人々が皆それぞれの人生をおくっている」という事実を時々再認識し,その虚無感や焦燥感に囚われることがあるのですが,旅行をする度にそういった感情を何度も強く得ます。12時間のバス旅で私の隣に坐り,私に果物をくれたあの軍服を着たお父さんも,我々からタクシー代をぼったくろうとしたが結局出来なかったあのお兄さんも,標準な発音で喋っているのに執拗に私の中国語を訂正してきたあのお姉さんも,それぞれがそれぞれの人生を歩んでいる。そしてその人達はこれまでもこれからもまたそれぞれの人生を歩む,というのはなかなか壮大で恐怖を感じるものでもあると思っています。
旅行をすることで,他地域や他国の事情など,自分の外面について理解が深まるのはもちろんですが,そういった「他者」をみることで自分の内面についても理解し直したりします。このなんとも言えない情感が気持ちよくて旅行することが好きになったという面もあります。これからも様々な場所で,様々な経験をしたいものです。
後日談
— いーば (@_7iva) 2016年10月7日
空港で無くした説が濃厚
— いーば (@_7iva) 2016年10月7日
つらい。
...
初音ミクコンサート&展示会@北京に行ってきました
クリプトン|初音ミクが中国大陸に再上陸!初の中国ツアー、 「HATSUNE MIKU EXPO 2016 China Tour」開催決定!
12/3,4 に上海で,12/10,11 に北京で初音ミクのコンサート及び展示会がありました.いい機会だと思い参加しました.
いくよ〜いくいく♡ pic.twitter.com/TSthZl9lFH
— いーば (@_7iva) 2016年12月10日
VIP 席、20000円とかだし、だいぶ高い。日本価格や
— いーば (@_7iva) 2016年12月10日
VIP席,とても高いです.しかしそれ相応にいい席であることを信じて会場へと向かいます.
なんだか西洋チックな建物です.
所々赤い国旗があったり,星があったりするところが中国っぽいです.
まずは展示会及びグッズ売り場へ向かいます.
— いーば (@_7iva) 2016年12月10日
みんなとても絵が上手 pic.twitter.com/hEJSC88O7a
— いーば (@_7iva) 2016年12月10日
いいですね,音楽や絵などの文化というものは,言語を超えて伝わるものです.
今日の戦利品です。ヨッシャ! pic.twitter.com/J42atBYkU8
— いーば (@_7iva) 2016年12月10日
買うだけ買ったのでコンサート会場へと向かいます.
ネギを持ち込むなという注意がある pic.twitter.com/hjC37HRO86
— いーば (@_7iva) 2016年12月10日
コンサート中の会場はとても緑色でした.
初音ミクのコンサートという名目ですが,実際には鏡音リン・レン,巡音ルカ,Megpoid や KAITO など,ボーカロイドオールスターズという感じでした.
いーあるふぁんくらぶ中国語版以外にも、中国語の楽曲が3曲くらいあった。なんだろう、1つはかなり古典的な感じだったし、ソウルソングみたいな何かだったのかな?
— いーば (@_7iva) 2016年12月10日
中華圏での公演ではほぼ必ずいーあるふぁんくらぶは流れるのですが,それ以外にも私の知らない中国語の歌が歌われたり,中国語で会場に話しかけたりと,ミクさんも楽しそうでした.
ミク「今天你们开心吗~?(今日はみんな楽しんでる~?)」
会場「噢噢噢噢噢噢!!!!(おおおおおおおおおお!!)」
最高でした
— いーば (@_7iva) 2016年12月10日
...
四川に行った(第三話)
これの続きです.
地獄のバス移動を経て,世界遺産である九寨溝へ辿り着いた我々.美しい大自然に圧倒され,覚めぬ余韻を感じながら多くの事を語らいました.
— いーば(公式) (@_7iva) 2016年10月3日
4日目 ~別れ、そして再会~
往路があれば,復路もあります.
またバス長旅が始まったのでオートファジーで生き延びます
— いーば(公式) (@_7iva) 2016年10月4日
カウボーイかな? pic.twitter.com/ty8mVgu3My
— いーば(公式) (@_7iva) 2016年10月5日
帰り道で群れを成して動く何かが.一体何だ?
野生(?)の馬が群れを成して道路走ってるんですが #いーば放浪記 pic.twitter.com/xbzhQMLQKQ
— いーば(公式) (@_7iva) 2016年10月4日
野生の犬とかはわかるんですが,野生の馬ですか,初めて見ました.
すごいですよね.飼い主とかいないのに,ちゃんと統率があるんです.みんなで一斉に道路を渡るし,車が来ないタイミングを見計らって移動したりします.こういうのが見れる所もこの国っぽくて面白いですね.
限界バスが本当に限界
— いーば(公式) (@_7iva) 2016年10月4日
何度目であっても,長時間のバス移動はやっぱり辛いものです.辛さを乗り越えなんとか成都に帰ってきた我々.
さようなら成都!さようなら四川!楽しかったぞ!
しかし,ここで問題が発生するのです.
汽車の切符を間違えて成都に留まってしまった
— いーば(公式) (@_7iva) 2016年10月4日
やってしまったんですよね.注文する時に日程を間違えて買ってしまったのです...もうこんな時間なので新たに今夜のチケットなんて買えません.
実はこの時,我々のメンバー5人中,3人は入場ゲートで弾かれてしまったのですが,残りの2人はなんと通れてしまったのです.彼らはなんとか底辺の人間を装い,寝台列車に乗り,悠々と西安へ向かってしまったようです.我々は一体どうすれば良いのか...チケットもない.宿泊先もない...
野宿か!?
— いーば(公式) (@_7iva) 2016年10月4日
さすがに野宿は嫌なので宿泊先を探す我々.しかし駅の近くの安い宿は,外国人が泊まれない所が実は多いのです.途方に暮れる我々.成都の街を彷徨う我々.絶望です.
彷徨うこと1時間.初日に泊まった彼らの家に連絡することを思いつきます.
で利用した宿泊先に連絡し,なんとか泊まれることに.良かった~.
急遽泊まることを許してくれた家主の方々には感謝です.図らずもがな,このような形で再会することになるとは...
無事宿泊した我々は,明日のチケットを購入し,四川での追加の1日を楽しむことにします.先に行ってしまった仲間たちは今頃どうしているのだろうかと思いを馳せながら,その日の夜は眠るのでした.
つづく